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サスペンダーおじさんの造る 木の家 石の家 ◆ サスペンダーおじさんの手紙 ◆ ![]() 『はじめまして。 私の名前はホゲット。 カントリータウンという町にある、Jビレッジという村で暮らしている。 ここは、町のいたるところに森があり、美しい小川が流れ、とてものどかな時間が流れている、とても美しい町なんだ。 私の趣味は、薪割りと、家庭菜園。 そして、この町と、お気に入りの我家で毎日ゆっくりと生活することだ。 いつも、サスペンダーズボンを履いて、農作業をしているので、 村人は私を、サスペンダーおじさん。とも呼ぶんだよ。(笑) 私がこの町で何をしているかって?。 私の仕事は、家を作ることだ。 それも。世代を超えて、長い間、受け継がれていくような本物の家を作ることだよ。 村人は私の作った家を、「カントリータウンの石の家」と呼ぶんだ。 誰でも、一度は、ヨーロッパの古い家が写った写真を見たことがあるだろう? おじさんは、特に、ヨーロッパの田舎に建っているような、造り手の心が染み込んだ、素朴で暖かい家が好きなんだ。 日本の住宅は、大抵の人が、高いお金を出して、長いローンを組んで、 やっと建てる。一生に一度の大きな買い物だ。 ところが、やっとこさ、ローンを返し終った時には、もう大人になった子供たちによって、 新しい家を建てるために、壊されてしまうのが大半だ。 なんとも寂しいことだろう。 家と共に、そこで暮らしたお父さんとお母さん、子供時代の自分たちの思い出までもが壊れてしまうようだね。 おじさんは。 自分の、おじいちゃんやおばあちゃん。そしておかあさん、お父さんが生きてきた証が残せるような、例えるならアンティーク家具のような家を作りたいんだよ。 子供たちから孫へ、そしてその子供達へと家族の歴史を見守りながら、 歳月の経過にびくともしない頑丈な、そして快適な、あたたかい家作りをしていきたいんだ。 そう。『受け継がれるもの』を作りたいんだ。 そんな思いからできたのが、この家。 皆が『カントリータウンの石の家』と呼ぶ家だ。石の家と言っても、室内は大きな木からとられる角材で作られている 木の家 なんだよ。 ![]() いつか、皆を我家に招待したい。 おじさん自慢の家を見て、皆が目を丸くする顔を見るのが楽しみだよ。(笑) 実際におじさんの友人は、初めて家にやってくると皆びっくりして、そして素敵な笑顔を見せてくれるんだ。 おいしい紅茶とお菓子を作って待っているよ。 ホゲットより |
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